ページトップ

日本の医師たちが驚く最先端治療を手掛けてきた
心臓血管外科医が監修するメディア

【2019年3月10日(日)BS朝日放映】「つらい足のむくみ…。」痛みが少ない最先端治療!命を救う足のむくみのスーパードクター

Pocket
LINEで送る

足の血管が浮き出て悩んでいる人は多いかもしれません。
足がだるい、疲れやすいばかりでなく、見た目も気になる下肢静脈瘤。
足の血管が膨らみこぶのようになっていく病気です。

日本には、そんな下肢静脈瘤を最新治療で治す凄腕ドクターがいます。
東京血管外科クリニック 連帯主任医師 榊原直樹先生です。

こちらの記事では2019年3月10日(日)に放映された、そんな日本のスゴ腕ドクター達と治療法を紹介するBS朝日系「BS朝日「命を救う、すご腕ドクター」の内容に迫ります。

足のむくみを救うスーパードクターの治療法とは?

榊原先生は次のようにおっしゃっています。
「今の世界の最先端は熱を使わないで行う治療があります。瞬間接着剤で血管の内側を接着して塞いでしまう治療法になります。その治療の適用範囲はあらゆる血管に使えるようになりました。」

 

医療用の接着剤を使って血管を塞ぐというと最新の治療法。

これまでは“入院”を余儀なくされた下肢静脈瘤治療ですが、“日帰り”でその日から普通の生活に戻れる治療法とは一体どんなものでしょうか?

 

東京都内にある東京血管外科クリニックこのクリニックにあるのは、「足のむくみの専門外来」です。


このクリニックには足に悩みを持つ多くの患者さんがやってきています。
この日、クリニックを訪れたのは足に不安を抱えている1名の女性。

「もうとにかく、足が重いです。もう40年も立ち仕事をやっていたのですが、ちょっと重くて……。車に乗る時も片足ずつあげないと上がらず、走ることももうできないんです……。
見た目は非常に悪いです。スカートが履けないくらい 。」

足が疲れやすいというこちらの女性。
その原因は足の血液が循環せずに溜まる点にあり、むくみが出たり、疲れやすくなっていたりしているというのです。

この女性の場合は、VTRでも見て取れるように、血管が皮膚の近くで膨らんで変形し、蛇行するほど進行してしまっていました。

これが、下肢静脈瘤の症状です。


通常、足の静脈は血液が重力に逆らって上がっていくため血管の中にある弁によって逆流が防がれています。

しかし、加齢や長時間の立ち仕事などが原因で弁が壊れてしまうことがあります。
すると血液が逆流し足に溜まってしまい、血管がコブのようになってしまうのです。

下肢静脈瘤に関して詳しいことは下記をご覧ください。

<下肢静脈瘤の説明と初期症状についての詳細はこちら>

 

現在、下肢静脈瘤の治療で保険適応されているのは、静脈をレーザーなどで焼いて塞ぐという「レーザー治療」が一般的です。

これはレーザーや高周波を使って血管の中で熱を発生させて血液を沸騰させ、血管をヤケドさせてしまうものです。

しかし、直にカテーテルを入れるため血管が蛇行していると治療を行うことは難しく、熱で皮膚表面に焼いた跡が残ることもあります 。
ヤケドが治るまでには時間がかかり、数日間は痛み止めが必要、さらには圧迫のための弾性ストッキングが1か月も着用義務が必要だったのです。


ところが、榊原先生が行う最新の治療は、この「レーザー治療」とは全く異なる治療法だと言います。

その治療法こそが、医療用の接着剤を注射で注入し瞬時に血管をくっつけて塞ぐという「スーパーグルー治療」です。

この治療法は、なんと血管が蛇行していようが、問題はありません。
さらに、熱を使わない上、麻酔も使わず、より安全性が高いのです。


アメリカやヨーロッパで行われている治療に榊原先生はいち早く注目し、日本に導入しました 。

このスーパーグルー治療は医療用接着剤を注射器の中に詰めていき、この注射を血管にうち静脈を塞ぐという治療法です。

 


実際の治療の流れとしては、まず、患部に注射を打ち、約15秒押さえます。
その間に中の医療用接着剤が固まります。

塞いだ静脈はやがて体内に吸収されてなくなります。
静脈が何本もあり、一本がなくなっても健康に問題はないそうです。


注射を打つだけなので麻酔も必要ありません。
この治療を行うだけで血液の流れが止まり、瞬く間に皮膚に透けていた青みが消えていきました

治療はわずか10分ほどで終了しました。
これには番組視聴者もかなり驚いた方も多いのではないでしょうか?

 

短時間で治療が終了するので、治療終了後はすぐに自分の足で帰れるというのがこの治療の凄いところです。

 

この女性の場合、治療後、番組内で足を見せてもらうと、すでに治療前と比べ血管のふくらみがなくなっていました。
そして、半年から1年後には完全に消えるとのことです。

治療を受けた女性も術後に、
「治療に対しての痛みはないし、全然平気です。これからはきっと楽になるかなと思っています。楽しみです。」と、とても満足気で晴れやかな様子でした。

6日後、こちらの女性の元を番組スタッフが訪ねると、ずっと重かったという足に変化があったと言います。

「足が軽くなって快調です。今日はデパートに行ってきました。今まで歩くのもつらい時があったので、あんまり買い物もできなかったんですけれども、今日は30分ほどできました。」

重い足から数十年ぶりに開放され、足取りも軽くなったようです。

榊原先生は、患者さんが新たな希望を胸に生活に戻って行かれることについて、「治療に満足頂いたことが医者の冥利に尽きる」とおっしゃっていました。

 

また、下肢静脈瘤で悩むのは女性だけではありません
別の日にこちらのクリニックに訪れたのは、男性の方でした。

血管が浮き出ているのが気になり、温泉など行くとびっくりされてしまうとのことでした。
足の状態を見ると、確かに大きなこぶができており、こぶは太もものみでなくひざ下まで続いていたのです。

この男性の下肢静脈瘤はかなり進行していました。
なんと、血管が通常の4倍強の太さになっていたのです。

先生の説明を受け、こちらの男性は、一気に血管3本を塞ぐことを決めました。
施術は30分ほどで終了し、病院に来てから1時間ほどの治療で帰宅されていきました。


「患者の体に優しい治療を目指す」、榊原先生の専門は心臓血管外科です。
金沢大学の医学部に進学した榊原先生は、医学を学び大学病院で心臓血管外科医として治療に励んでいました。

しかし、ここで一つの疑問が湧きます。
心臓血管外科の先生がどうして下肢静脈瘤の治療を行うことにしたのでしょうか?

榊原先生は「下肢静脈瘤も循環器の病」と考えており、「心臓も関係すれば足の血管も関係する。場合によっては肝臓・腎臓とも関係してくる。ですから、そういった広い視野という中での下肢静脈瘤治療、むくみの治療と考えています。」とおっしゃっています。

 

榊原先生は、診察の際、自分の目で”足の状態のひとつひとつ”を丁寧に確認していきます。

そこには、下肢静脈瘤には隠れた怖さがあるため、と言います。

下肢静脈瘤のような血管のふくらみは、例えば心臓弁膜症があっても同じことが起こるといいます。

三尖弁閉鎖不全という病気があるのですが、肝臓から下のところに血液や腹水が溜まったり、足がパンパンに腫れたりしていきます。
そうすると血管が膨らみ、最悪の場合、血栓ができる可能性があるのです。
榊原先生は、「循環器は、心臓など上の部分から足などの下の部分を見るよりも、下から上を見る考え方で治療してかないと、本当の治療はできない」と考えており、患者さんが我々の最新の技術を使うことによって患者さん笑顔で帰っていくことが一番のやりがいと考えておられました。

そう番組内でおっしゃられる先生の姿は、まさに、最新の治療を施術してくださる点はもちろんですが、常に患者の生活に寄り添い、本当に信頼できるスゴ腕ドクターである、と感じました。

どんな病気でも、症状の初期段階で治療を受けることが大切です。

血管が浮き出る原因は部位によっても、健康に影響がないものから病気のサインになるものまで、本当に様々です。

下肢静脈瘤は決して自然治癒する病気ではないため、診断から数年経って重症化したために辛い毎日を過ごしている患者さんもいらっしゃるようです。

榊原先生のような信頼できる専門医での検診をお勧めします。

もしも、あなたや周りの方に思い当たられる症状がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

Pocket
LINEで送る

関連する記事

血管が浮き出る原因は何故?4つの部位別の主な症状と対処法

血管が浮き出る原因は何故?4つの部位別の主な症状と対処法

323,852ビュー

医療用から一般用まで!おすすめ弾性ストッキング12選!

医療用から一般用まで!おすすめ弾性ストッキング12選!

166,133ビュー

要注意!40歳以上の約半数が発症!?足の血管が浮き出る病気

要注意!40歳以上の約半数が発症!?足の血管が浮き出る病気

34,485ビュー

【2017年最新版】病院たらい回しを防ぐ!下肢静脈瘤は何科に行けばいいの?

【2017年最新版】病院たらい回しを防ぐ!下肢静脈瘤は何科に行けばいいの?

19,387ビュー

下肢静脈瘤の初期症状を詳しく解説します

下肢静脈瘤の初期症状を詳しく解説します

15,035ビュー

このサイトについて

mukumi.jp (以下「当サイト」という。)は、株式会社医学新聞社 医療情報部(以下、「当部」という。)によって監修、管理、運営しております。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

詳しくはこちら