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水分の摂りすぎでむくみに!正しい水分の摂り方はこれ!

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多くの方がお悩みのむくみ。

その1つの原因が「水分の摂りすぎ」だと聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、足のむくみやむくみに起因する病気に詳しい
専門医療機関へお訪ねして、その真偽と正しい水分の摂り方について聞いてきました。

目次

1, むくみの正体

顔や足に頻繁に出てくるむくみ、よく目にすることはあってもその正体をちゃんと理解している方は少ないのではないでしょうか?一概にむくみといえども種類があります。

 

1-1, 押すとへこむむくみの正体

むくんできた部分を手や指で押してみて、へこむタイプのむくみの正体は「水分」や「血流」に起因するむくみです。

夕方や夜になると足がパンパンにむくんでくるけど、翌朝にはすっきり元通りになっているケースはほとんどがこれに当たります。

本日のテーマである、水分とむくみの関係性はこの対応のむくみと密接に繋がっています。

 

 

1-2, 押してもへこまないむくみの正体

それ以外にも押してもへこまないむくみのあります。

これは水分や血液ではなく、皮下にドロドロとしたリンパ液などが溜まることが原因です。本日のテーマでは扱わないタイプのむくみですので、詳細をご覧になられたい方は

<むくみの原因を徹底解剖!あなたにあった改善策もご案内!>にて、解説をしています。

 

2, 水分の取りすぎがなぜむくみになるのか

水分と過剰に摂るとむくみに繋がります。
そのメカニズムは血液と関係があるようです。

 

2-1, 血液中の水分量が増える

水分を摂り過ぎると血液が過剰に水分を蓄えるようになり、毛細血管から水分が染み出します。

その水分は皮下の細胞の間に入り込み、脹れるため、それがむくみとなって表面に現れるのです。

 

3, 適量な水分ってどれくらい?

適量の水分って一体どれくらいなんでしょうか?

水分をたくさんとることがいいように伝えているメディアもたくさんあるため「適量」をいかにジャッジするのかが非常に重要なポイントです。今回は体重60キロの人を例に取り、説明をしていきます。

それより体重が重たい方はもっと水分が必要ですし、軽い方はそれよりも少ない量が適量です。

 

3-1, 1日で失われていく水分

1日で失われる水分量は2.3リットルと言われています。

その内訳は、不感蒸泄という気づかないうちに蒸発して失われていく水分が合計900ミリリットル。尿として排出されるものが1,300ミリリットル。便として排出されるものが100ミリリットルです。

この合計2.3リットルが1日に失われるため、バランスを取るためにはそれを補う必要があります。

また夏場の暑いところに長時間いる場合には、不感蒸泄の量も増えるためそれに合わせてプラスの水分を摂ることが大切になります。

3-2, 飲み水で必要な量

つまり、1日に2.3リットルの水分を取る必要がありますが、水を飲んだりお茶を飲んだりすることで、その全てを補う必要は一切ありません。

身体の中では栄養分が利用されるときに出来る代謝水が毎日300ミリリットル、食事などで自然と摂っている水分が約500ミリリットルから1リットルあります。

そのため、主体的に「水分」として摂取する水の量は1リットルから1.5リットルで十分です。1〜1.5リットルと言うと、案外少ないことがお分りいただけるかと思います。

4, 正しい水分の取り方

適切な水分量がわかったところで、次は何を飲むのか、いつ飲むのか、飲んだらどうするのか、という非常に肝心な部分を解説していきます。

 

4-1, 何を飲めばいいの?

なるべく、水かお茶で水分補給をするようにしてください。

喉の渇きをいやすにはスポーツドリンクも効果的なのですが、糖分が含まれているためさらに喉が乾くことがあるため過剰な水分摂取に繋がってしまいます。

4-2, いつ飲めばいいのか?

一度に多くの水分を摂ると胃腸の血流が悪くなり体調不良の原因にもなります。そのためこまめに適量を飲むことが大切です。

また、寝る前に1杯の水分を取り、朝起きてすぐや、ご飯の前にもコップ1杯の水を飲むと胃腸など身体のバランスが整うため、直接的なむくみの予防にもつながります。


4-3,
水分を摂ったら「出す」のが肝心

2章でも説明した通り、血中の水分量が増えることがむくみにつながるため、摂取した水分はちゃんと「出す」ことが大切です。身体の水分量を調整しているのは腎臓であり、腎臓は血中の排出物をろ過して尿として身体の外に排出してくれます。この尿をしっかり出さないことには、いくら水分量を調整してもむくみは治りません。

 

4-3-1, 漢方のすすめ

その際に、身体の利尿作用を後押ししてくれるのが漢方薬です。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や、五苓散(ごれいさん)などが代表的なものとして挙げられるので、心配な方は一度試してみるといいかもしれません。

また、今回取材をした医療機関では牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)をお勧めしているということでした。五苓散の数倍の効果が期待できるようです。

<牛車腎気丸について(ツムラHPへリンクします)>

5, まとめ

今回はむくみと水分の関係性についてまとめました。

摂りすぎもよくないし、摂らなさすぎても別の弊害が発生します。
適切な量と摂り方を知って、むくみを解消した正しい生活を送ってくださいね。

 

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