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長旅の前のチェック!エコノミークラス症候群の予防グッズ10選

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6※2023年最新版に更新しました。

長旅の前に不安にある方も多い「エコノミークラス症候群」。
日頃から運動や血行改善などの予防策を実施することも大事ですが、いざ長時間の移動になった際にはどのような方法で防ぐことができるのでしょうか?

いろいろな対策はありますが、予防グッズを有効に使うことが非常に効果的です。今回は、オススメの予防グッズをまとめました。

目次

1, エコノミークラス症候群とは?

エコノミークラス症候群とは、医学的に「深部静脈血栓症」「肺塞栓症」と呼ばれる病気で、血栓によって肺の血管が詰まることが原因で起こります。
エコノミークラス、という名前のため飛行機のエコノミークラスに乗っているときだけの病気だと思う人が多いため、最近では「ロングフライト症候群」「旅行者血栓症」とも呼ばれています。

長時間、同じ姿勢でいることで血流が悪くなり、血栓ができ、その血栓が血流に乗って肺に流れ肺の静脈を詰まらせて起こります。
呼吸困難や全身の血液循環不全を起こし、最悪の場合死に至ることもある、大変危険な病気です。


2, 
エコノミークラス症候群になりやすい人やその原因は?

エコノミークラス症候群はどんな時に、どんな人に起こることが多いのでしょうか。
また、エコノミークラス症候群を起こす血栓ができる原因についても解説します。

2-1, どんなときに起こる?

名前のイメージから飛行機の中だけで起こると思いがちですが、長時間同じ姿勢を取っている場合はどのような場所でも起こる危険性があります。

エコノミークラス症候群が起こる場所は以下などです。

飛行機の長時間フライト中
・バスの中、とくに夜行バスなど長時間乗る場合
・長時間の運転中
・長時間のデスクワーク
・避難所など動くことが難しい場所

実際にタクシードライバーやトラックドライバーの人がエコノミークラス症候群を発症したこともあるため、運転中にも注意が必要です。
また、地震などの災害で避難していた場所でエコノミークラス症候群を発症し亡くなるケースも確認されています。
誰にでも起こる可能性がある病気だということをしっかりと覚えておくようにしましょう。

 

2-2, エコノミークラス症候群になりやすい人とは?

血栓ができやすい人はエコノミークラス症候群になる危険性が高いです。

今までに血栓症を起こした人や、親族に血栓症をわずらった人がいる場合はしっかりと対策を行いましょう。

ピルなどの経口避妊薬を服用している場合、ホルモンの働きで血が固まりやすくなっているため、血栓ができる危険性が上がっています。

また、日ごろから喫煙の習慣がある場合、血管が収縮している可能性が高いため、血管が詰まりやすくなっています。
その他にも、背の低い人は椅子の足の間に隙間ができないため、血行不良になりやすいといわれています。


2-3, 血栓ができる原因は?

血液の流れが悪くなると血栓ができやすくなり、その血栓が血流に乗って肺の血管を詰まらせることでエコノミークラス症候群が起こります。
血栓ができやすくなる原因は以下などです。

■水分不足
体内の水分が不足すると血液がドロドロとしてしまい、血栓ができやすくなります。
水分をこまめにとるとともに、利尿作用のあるアルコールの摂取は避けるようにしましょう。
また、コーヒー・紅茶などのカフェインも利尿効果があるため控えたほうがいいです。

■運動不足
長時間脚を動かさないでいると、血行が悪くなるため血栓ができやすくなってしまいます。
定期的に立ち上がったり、座っている状態でもストレッチをする等をして、血流を良くしましょう。

■ビタミン不足
血管の働きや血流を助けるビタミンが日ごろから不足していると血栓ができやすくなります。
できるだけ野菜や果物などを日常的に摂るように心がけましょう。

 

3, エコノミークラス症候群を予防する対策グッズ10選!

それでは、ここからはエコノミークラス症候群を予防するための
対策グッズをご紹介して参ります。
飛行機でのフライトや車・バスでの旅行の前に準備しておくといいでしょう。

また、エコノミークラス症候群は、長期移動の機会が無い、という方も要注意すべき病気でもあります。

例えば、急な災害により避難生活を送らなければならなくなった場合も、同様に同じ場所でじっと過ごすような環境に置かれるため、発祥の危険性が潜んでいるのです。

防災グッズの中に、エコノミークラス症候群の対策グッズも準備しておき
避難所でのエコノミークラス症候群のリスクを少しでも防げるようにしておきましょう。

 

3-1, 弾性ストッキングファクトリー 機内快適ソックス「6Hロングフライト」

着圧ソックスは体の下のほうに血液が溜まるのを防ぎ、血液の流れを補助する効果があります。
普段からむくみ予防のために着用している女性も多いですが、エコノミークラス症候群の予防になるためにも、ひとつ持っておくといいでしょう。
座りっぱなしで動かない飛行機内では重力の関係で余分な水分や血液が足先に溜まる一方。飛行機を降りたときに靴がきつくなっていて愕然としたという経験をされた方も多いことでしょう。

機内でもこまめに足先を動かすなどの運動をすることが大切ですが、服装面では着圧アイテムの力を借りるのも賢い方法。CA達も機内での休憩時間は短時間でも着圧ソックスを履くようにしています。様々なタイプがありますが、膝上まであるタイプだときつく感じてしまう方も多く、履き替えるのも大変なので、膝下タイプがおすすめです。

引用:6Hロングフライト 楽天市場販売ページより

こちらの靴下は長時間のフライト専用の靴下で、
男女兼用でシンプルな黒いハイソックスなため、男性でもスーツに合わせて気軽に使うことができます。

特に出張が多いビジネスマンにとって、新幹線や飛行機などの長時間の移動時間が続く方は本当に注意が必要です。
「頭痛」「耳鳴り」「足のむくみ」「悪酔い」など、起こりうるリスクを回避するためにも、事前にこういった専用の靴下を常備しておくことが大切です。

商品価格:¥ 2,139(送料無料)
>ご購入の場合はこちら<

 

3-2, 医療用だから安心!ベルサナシリーズ男女兼用


ドイツの医療テクノロジーを活用し、高伸縮性素材などの素材にこだわり、履きやすさ・耐久性を実現した医療用弾性ストッキングです。

医療用なので即効性が期待できます。また、従来の医療用の製品は、包帯のようなホワイトタイプが多かったのですが、こちらはブラックで、コットン素材の防臭効果もあるため、履き替えが困難な環境下用に開発された製品だそうです。

従来は専門クリニックでの販売のみでしたが、現在はインターネット通販でも購入できるようです。いざという時に備えて1足準備をオススメします。

商品価格:¥11,000円
>ご購入の場合はこちら<

 

3-3, ベスEN-1500遠赤ローラー・レッグ用

リンパや血行を改善する美容グッズです。
顔用のものが有名ですが、足に使用するためのものも販売されています。足に刺激を与え、リンパの流れや血流を改善します。

商品価格:¥ 1,050
>ご購入の場合はこちら<

3-4, ウッドマッサージ棒 握りタイプ tohoinfinity オリジナルエコバックセット


血流を良くするマッサージは手でも行えますが、マッサージやツボ押し用の棒などがあるとより効果的です。
ツボ押しは血流の改善だけでなく疲労回復の効果もあるため、長時間の移動の疲れにも効果的です。

商品価格:¥ 1,580
>ご購入の場合はこちら<

 

3-5, 健康竹踏み(イボ付箱入り)


健康グッズとして有名な青竹踏みは、血流を改善する効果もあるためエコノミークラス症候群の予防に効果が期待できます。
足にはさまざまなツボがあり、それを効率的に刺激することで血行を良くし、むくみを防止・解消します。
座った状態で体重をかけられないときでも、足の裏に突起が当たるくらいの刺激で十分に効果があります。

商品価格:¥ 1,944
>ご購入の場合はこちら<

 

3-6, ポカリスエット イオンウォーター 500ml×24本


体内の水分が少ないと血液がドロドロとしてしまい、血栓ができやすくなります。
血栓ができてしまうとエコノミークラス症候群の危険性が高まるため、体内の水分が不足しないようにしましょう。
水分は普通の水を飲むよりも、イオン飲料を飲んだ方が血液の粘度を下げるという研究結果があります。
長時間同じ姿勢をとる場合は、イオン飲料などでこまめに水分を補給しましょう。

商品価格:¥ 2,780
>ご購入の場合はこちら<

3-7, 妊婦さん・産後におすすめ!ベルサナスキンケア マタニティ

日常使いもOKのストッキングタイプの弾性ストッキングです。
ブラックがあり、タイツのようにも使えるので、長時間の移動の際や旅行中も対策ができる商品です。

また、こちらの特徴は何と言っても、妊娠中・産後にも使える「マタニティケア特化」商品であり、一般医療機器でもあるので、妊婦さんも安心して使えるという点です。

妊娠中や出産を経験した直後に悩みの種となりやすい、むくみのケアにも使えるので1つ持っておいても損は無いですね!

>ご購入の場合はこちら<

 

 

3-9, 海外旅行前に!あると便利なフットレスト

出張や海外旅行で長期移動が多い方におすすめの商品が、こちらのフットレストです。
飛行機や新幹線の座席の前についているテーブルに引っかけることで、どこでも足置き場ができる優れものです。

長時間の移動の際、靴を履きっぱなしで同じ姿勢で居続けると、
リラックスもできませんし、足を下に置き続けることで血流も悪くなってしまうため、エコノミークラス症候群を発症するリスクも高まります。

また、飛行機に備え付けの足置きは不特定多数の人が使っているので抵抗感があるという方にもおすすめです。

折りたたみができ、軽量なので手持ちのカバンにも入れやすいので、夏休み・年末の海外旅行に行かれる前に携帯用で持っておくと便利な商品です。

>ご購入の場合はこちら<

 

3-10,機内でコロコロ!お手軽マッサージャー コロ愛

 

機内でのエコノミークラス症候群対策の一つとして、マッサージによる血行改善があります。

足の上げ下げや、ふくらはぎのマッサージはもちろん効果的ですが、
狭い機内のシートでもぞもぞと動き続けるのは困難ですよね。
そんな際には、機内持ち込みが可能で、コロコロと踏むだけで血行促進ができるマッサージャーがおすすめです。
こちらの商品も軽量で、また靴下を履いたままでも使えるので、機内でも使いやすいアイテムになっています。

>ご購入の場合はこちら<

4, エコノミークラス症候群の予防方法

一番の予防法は、適度な運動を心がけることです。

エコノミークラス症候群を防ぐためのストレッチ方法や、長時間同じ姿勢をとる際の注意点などについては以下の記事をご覧ください。

>あなたは万全ですか?エコノミークラス症候群の生活習慣対策8選<

 

5, このような症状が出たらすぐに病院へ

エコノミークラス症候群は、飛行機や車内で起こることよりも、飛行機や車・バスを降りた数時間後や2週間後などに起こることが多いです。

中には1か月以上たってから発症することもあるそうですので、長時間の移動などから少し期間が空いていても、エコノミークラス症候群を疑いましょう。

5-1.このような症状に注意

■片足のむくみ・痛み
片足の膝の裏側が腫れ、むくんで痛い

■足に力が入らない
むくみやしびれにより足に力が入らない

■運動をしていないのに呼吸がしにくい

■呼吸をしたときに胸が痛んだりする

 

このような症状があらわれた場合、できるだけ早く専門の医療機関を受診しましょう。

処置が遅れると後遺症が残る場合や死亡する場合もあるため、できるだけ早い処置が必要です。さらに詳しい症状の特徴についてはこちら

 

6, おわりに

楽しい旅行にひそむ、エコノミークラス症候群。

その原因と対策を知り、危険を減らしていきましょう。
そのためにも健康なうちに、しっかりと前準備をしておくことが大切です。

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※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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